荒唐無稽でいい!
なんか、ブログ見てると毎日遊んでるみたいな私だけど、
今日は、休日出勤で、夕方まで続くのを覚悟していたのに、午前中で終わったので、せっかく出かけたのにすごすごと帰るのはもったいないので、最新の映画を見て帰ってきた。
やっぱ、こういう、心の深みに触れない痛快なのがいいよね!
楽しみたいじゃない?
『 インファナル・アフェア』の時もそう思ったけど、原作を愛する人がコスプレの延長で作ったんじゃないか?と思いながら一緒に楽しむといいと思う。ホントに好きなコアなファンにはイイタイコトは満載かもしれないけど、私には十分楽しめた。
荒唐無稽でスピーディでコミカルなところは健在だし、小栗さんはカッコよくルパンを再現しているし、次元も、五右衛門も、銭形警部も、峯不二子まで、昔アニメで見ていた人にはクスッと笑えるところもあって、さらにPCの技術まで使えないと今の大泥棒はやっていけないよ~というリアリティっぽいのもあって、よかった。
つっこみどころもちょいちょいあったけど、周辺のファンには充分楽しめる作品だった。何と言っても、痛快だから! 蛇足だけど、原作にはない泥棒マイケル役のジェリー・イェンのひげ面が、甘さとワイルドさを程よくブレンドさせていて、トニー・レオンみたいでよかったなぁ。好みだ♪
子どもの頃から『ルパンⅢ』が好きだった息子は「なんで、実写化するんだ?アニメの実写化でいいものは一つもないのに!」と憤慨しているので、一言。昔を懐かしむ中年世代の人が、あわよくば子連れで劇場に来てくれることを期待しているのでは?