本当の大人の作法
鼎談の中で、内田が武田鉄也のことを評して
透明感があって、お坊さんみたいな感じだった。ああいうふうにいろいろなものを削ぎ落としながら、自己形成していく人・・・・この人は信じても大丈夫ってみんなが思うようになる。
中味がどんどん空洞化している
男は老いてガランドウになると、いい風合いが出てくる
と評していた。しかし、今の日本の女性には、こういういい老い方のモデルがないのだそうだ。ふーん、なるほど。いい老い方っていうのは難しそうだね。
文章をうどんに例えて、ずるずると呑み込むように読んでいくと
知性は贅肉のようについてくる!
と言うのがおもしろかった。